知っているようで知らない時効の仕組み

 

新幹線02

 

取得時効とは、ある物を自分の所有物と信じて継続して所有し続けることにより成立します。
例えば不動産を例にあげると、ある住居にAさんが自分のものと思い、
善意無過失で10年間居住し続けると、Aさんはその住居の所有者として認められます。
ただし、賃貸で居住している場合は取得時効は認められません。
要件である「自分のものと信じて」を満たさないからです。
 
一方消滅時効は、時間の経過と共に権利や債務が消滅することを言います。
刑事ドラマやサスペンスなどでよく出てくるのは、消滅時効を指しています。
民事で例をあげれば、例えば、BさんがCさんに1万円貸していた場合、
何もせず10年間放置すれば、BさんはCさんに対する債権を失います。
BさんがCさんに「お金を返せ」と請求すれば、中断します。
又、Cさんが借りていた1万円のうちの一部として1,000円を返済しても中断します。
金銭債権以外でも、損害賠償請求権なども10年で消滅するので注意が必要です。
 
時効の起算点が争点になることもあります。
例えば先述の取得時効の事例で言えば、
Aさんが自己の所有物と信じて所有を開始、つまり住み続ければ進行が始まります。
また、Aさんが途中でDさんにその住居を貸しても、占有の継続が認められ、10年で所有権を得られます
 
こういった財産に関して保証人はつきものだと思いますが、
保証契約の種類は大きく分けて2種類あることをご存知でしょうか。
詳しくは保証契約の種類役割で説明してありますのでご覧ください。

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